2014年6月30日月曜日

前世や守護霊が存在しない唯一の理由

2000年代半ば頃から、スピリチュアルが流行ってる。いわゆるオーラがどうのこうの。

そこで気になってくるのが、果たして「前世」や「守護霊」なるものが存在するのかということ。

残念ながら仮に物理的に存在したとしても、少し突き詰めて考えいくと『大きな矛盾点』が生まれることに気付く。


過去と未来における激しい人口差

前世が存在したということは、それは同時に数十年前・数百年前に生きていた「誰かの人生」が存在したということ。つまり、現在に生きてる人間一人の人生に対して、過去に生きた人間一人の人生が割り当てられる計算。

でも、江戸時代の日本の人口は、たった3000万人しかいなかった。一方、現在の日本の人口は1億数千万人。じゃあ一体、この差を埋めた「新たな魂」はどこからやってきたのかという話。計算が合わない。

仮に新しく魂が産まれたんだとしても、少なくとも、その新しい魂には「過去」が存在しないはず。「過去=前世」である以上、その魂が入った人間には少なくとも前世が存在しない。つまり、そんな人間が世の中にあふれている方が自然。

そこで日本人ではなく、外国人の人生が輪廻転生したのだという反論が来そう。確かにそうだ…と一見納得してしまいそうだが、人口が爆発的に増えてるのは、日本に限った話ではない。むしろ世界の人口の方が、今もなお爆発的に増加してる。

それだけ今現在も新しい魂が量産されているなら、「前世が存在しない」魂も比例して量産されてるはず。仮に前世なるものが存在しても、論理的には前世が存在しない人間の方が多いことは間違いない。

ただそれにも関わらず、「アナタに前世は存在しないのよ」とキッパリ断言する霊媒師がいない不思議。過去を持ち合わせてない魂から、霊媒師さんたちは一体どうやって前世を読み取ることができるのだろう?

また日本は人口減少社会に突入してる。つまりこれからどんどん輪廻転生できないあぶれる魂が存在する…など突き詰めて考えていくと不自然なことが多い。

…という、しょうもないツッコミでした。