2014年6月13日金曜日

アートメークとアメトークって似すぎてるけど何故?

最近ニュースで目にするのが、アートメークによる事故や怪我人。

ただほぼ毎回、テレ朝系列で放送中のアメトークという番組で事故が起きたんか!?と見間違えてしまう。それだけ「アートメーク」と「アメトーク」の語呂が似すぎてる。もはや「あとうかい」と「かとうあい」レベル。

じゃあこの理由は一体何故なのか?



日本人の文章の読み方


簡単に言うと、日本人は文章や単語を「絵」として見る傾向があるから。

例えば、漢字が好例。難しい漢字をバンバン読めるけど、いざその漢字を書こうとすると手が止まる。そんな人は世の中に多そう。それだけいかに普段ざっくりとしか、漢字を見てないかということ。

アートメークとアメトークの場合、最初の一文字「ア」と最後の二文字「ーク」が同じ。だから最初と最後をパパっと見て、どういう単語かを曖昧にササッと判断する。結果、普段から慣れ親しんでる『アメトーク』の方が脳ミソにアウトプットされる。それだけあの番組が愛されてる証拠でもある。

だから、つい今使ったアウトプットという単語も「アウトップト」と並べて書かれると、一瞬どちらが正しいか戸惑うはず。他にもサッカーワールドカップで15日に日本と対戦したコートジボワール。これが「コートワジボール」と番組欄に書かれてても、案外みんな気付かないと思う。

曖昧な日本語

それだけ日本語は「曖昧でテキトー」な言語ということ。もちろんそれに悪い面があれば、良い面もある。

例えば、書き間違えて少し誤字脱字があったとしても、おそらく読み手はスンナリ読んでくれると思う。だから、書き手側の立場として考えると結構便利な言語(笑)

だからアートメークとアメトーク問題の改善点があるとするなら、「明らかに違う」と一瞬で分からせる工夫をすればいい。

それが中丸。KAT-TUNのメンバーのことではなく、「・」のこと。例えばアートメークを「アート・メーク」とするだけで、視覚的なニュアンスがかなり変わってくるはず。もしマスコミがこういう書き方に変えるだけで、だいぶ読み間違えも減るはず。

なんだかな~~、っていう記事でした。