2014年6月11日水曜日

危険なダイエット、安全なダイエット

女性に関わらず、中年男性でも気になるのが「体重」。いつの間にか激太り・ポッチャリ体型になってることもザラ。そこでダイエットをして体型維持を図る人も多そう。

ただそこには『危険なダイエット』と『安全なダイエット』が存在する。


食事抜きダイエットが一番危険

簡単に言えば、「食事を抜く」ダイエットが一番危ない。単純に食事を抜く生活を続けたら、肉体は栄養不足になる。結果、貧血になって倒れたり、骨の密度が低くなって骨折しやすくなったりする。言ってしまえば、非人間的な行為。

それ以前に、却って体重が増えることが多い。人間は100の食事をしても、100の栄養が吸収されるわけではない。でも、身体が栄養不足に陥ると不足分を補おうと、次の食事の時には必要以上に栄養を吸収しようとする。

つまり通常であれば50だけ吸収してる所を、70も80も吸収してしまう。一時的に体重の減少は見込めても、結果的にトータルではそれ以前より体重が増加してしまうこともある。

そして何より、そんなダイエットは長続きしない。ストレスも増えて、むしろ過食傾向を招く恐れもある。そしてリバウンドを繰り返すと、どんどん痩せにくい体質になる。まさに負の連鎖の、悪循環。

偏食ダイエットも危険

また、偏食ダイエットもダメ。

例えば、朝に果物だけ食べるダイエットなどは、むしろ太る傾向にある。お米などの炭水化物を摂取し過ぎると、その余った炭水化物は脂肪分にもなりやすい。だからマツコ・デラックスが激太りプンプン丸。

人間は雑食の生き物。何かだけ食べて、何かだけ食べない。そんな偏った食生活が身体に一番負担がかかる。好き嫌いせず、野菜も肉も炭水化物も摂取するのが理想。

常識的に考えれば分かる話ですが、しっかり運動して筋肉をつけて、身体全体の新陳代謝を向上させる。そして、まんべんなく色んな食事をすることが大事。

だから「今から痩せる」というより、「これから太りにくい体を作る」ことを優先すべき。結果、いずれそれがダイエットをしなくても済む体質を生んでくれるはず。