2014年6月10日火曜日

借金って悪いこと?

「借金」というフレーズを聞くと、どうしてもネガティブな印象しか持たない。

ただ人生死ぬまでに借金をしない人の方が、実は珍しい。

例えば、大きい買い物。何百万円、何千万円する商品を買いたい場合、それを一括で買える世帯がどれだけ世の中にいるだろうか。自動車ローン、住宅ローン、これらは全部借金。むしろ借金をしなくては、大きい買い物などできない。

各国の政府だって、国債を発行することで借金をしてる。

つい先日、日本は世界一の借金大国という不名誉な栄冠を頂きましたが、少なくとも、その借金をなくしては、現在の学校や警察などの公共サービスは提供されない。じゃあ借金を返済するために、そういう公共サービスをどんどんカットしても構わないのか。これは賛否が巻き起こるでしょう。

要するに、大事なことは借金をしても「そのお金で何をするか」ということなのだ。

例えば最たるのが学資ローン。本当に自分が通いたい大学や専門学校で、一体何を学び吸収し、どういう人脈をつくり上げるのか。結果、大企業に入社。そこの同僚や部下を引き連れて、自分で起業する。その時には名刺代わりに、出身大学や出身企業が使えることもある。

言ってしまえば、借金とは『投資』であるとも言い換えられる。だから借金をすることが、イコールすぐ悪い行為にあたるということではないと、オジさんは思う。