2014年6月20日金曜日

宇多田ヒカル Twitterから分かる不人気っぷり

日本が世界に誇るアーティストと言われるのが、宇多田ヒカル。90年代後半に10代半ばでデビュー。そしてシングルやアルバムでミリオンヒットを連発。自分の学生時代とタイミング的にはバッチリだったので、それは鮮明に覚えてる。

ただ「世界に誇る」とは言いつつ、宇多田ヒカルの知名度は実際のところはどうなんだろう。宇多田ヒカルが2014年に結婚して、イタリアのメディアも騒いだと言われるが何だかウソくさい話。

そこで全世界で利用されてるTwitterのフォロワー数を参考にして考えてみる。何故ならこのフォロワー数が多ければ一般市民に関心を持たれてる証拠だから、それだけ「影響力がある有名人」ということ。
 
https://twitter.com/utadahikaru
実際に宇多田ヒカルのフォロワーを見てみると、163万人以上(2014年6月18日現在)。一見スゴそうですが、ただ実はそうでもない数字。それを証明するために海外のアーティストたちのフォロワーと比較してみたいと思う。

韓国人アーティストたちのフォロワー数

まずはお隣の韓国。

FTISLANDというバンドグループのイ・ホンギ(https://twitter.com/skullhong)は、フォロワー114万人(2014年6月18日現在)。2NE1という女性グループのボム・パク(https://twitter.com/haroobomkum)は、フォロワー127万人(2014年6月18日現在)。正直誰やねん?というアーティストですが、それでも100万人超え。

宇多田ヒカルと比較すると一見少ないですが、ただ韓国の人口は確か5000万人ぐらい。つまり日本の人口の約半分以下。そう考えると、フォロワー100万人を超えてることはかなりスゴいことだと分かる。

韓国国内におけるフォロワー100数十万の規模は、単純に人口比較したら日本の有吉弘行並といえる。ただ、これを同じ韓国人のみがフォローしてると額面通りに受け取っていいんだろうか?
 
https://twitter.com/IBGDRGN
そこで更にBIGBANGのG-DRAGONのフォロワー数を見てみると、299万人(2014年6月18日現在)。有吉弘行のフォロワー数がおよそ310万人だから、ほぼそれに匹敵。宇多田ヒカルは軽く凌駕。言うまでもなく、この数字を韓国国内のみで達成するのは不可能。 

https://twitter.com/psy_oppa
そして江南スタイルで一躍世界的に有名になったPSYは、フォロワーが366万人(2014年6月18日現在)。宇多田ヒカルのほぼ2.3倍。有吉弘行すら軽く凌駕。江南スタイルは約2年で再生回数が20億を超えたことを考慮すると、むしろ少なすぎるぐらい。
 
http://www.talenttwit.com/follower/18/
ちなみに韓国人のフォロワー数ランキングがこちら。トップはなんと400万フォロワー。200万人台もゴロゴロしてることが分かる。

ここから読み取れるのは、それだけ韓国人アーティストは「国外のフォロワー」を獲得できてる裏返し。特に日本や東南アジアなどでのファンだとは思うが、それでもかなりの数を獲得できてる裏付け。
 
http://www.talenttwit.com/follower/99/
一方日本のランキングがこちら。

有吉弘行だけが突出してスゴいが、それ以下はフォロワー200万を超えてるのはたった2人だけ。日本の有名人は低調と呼べるにも関わらず、宇多田ヒカルはやっと6位。きゃりーぱみゅぱみゅも世界で売れてると言われつつも、ようやく200万フォロワーを超えるレベル。

いかに日本のマスコミが煽る「日本人は世界でウケている」という記事・ニュースがウソであるかということも同時に読み取れる。

アメリカ人アーティストたちのフォロワー数

韓国アーティストにすら完敗だった宇多田ヒカルですが、敢えてアメリカのアーティストたちとも比較してみましょう。
 
https://twitter.com/LadyGaga
まずはほとんどの日本人が知ってそうなレディーガガは、フォロワーが4,153万人(2014年6月18日現在)。一瞬、400万人かと間違ってしまうぐらい桁数が大きい。

ただツイート数が5000近く。宇多田ヒカルのツイート数は2000もない。普段からファンに対するアピール度が違う。また自分からフォローしてる人数も13万人とかなり多い。確かに相互フォローも多いように感じる。だから水増しチックじゃないかという、無理くりな反論も来そう。

そこで宇多田ヒカルのツイート数2000前後、アーティスト自身のフォロー数も200以下のアメリカ人アーティストを見てみる。
https://twitter.com/taylorswift13
例えばテイラー・スイフト。日本だと知名度が高いイメージがありませんが、それでもフォロワー数が4,138万人(2014年6月18日現在)。やはり別格。宇多田ヒカルのおよそ25倍
 
https://twitter.com/katyperry
世界ナンバーワンのフォロワー数を誇るケイティ・ペリーに至っては、5,379万人(2014年6月18日現在)。やはりよく脱いでるお姉ちゃんだから、男女問わずフォローされてるんだろうか(笑)
 
https://twitter.com/JustinBieber
なにかとお騒がせなジャスティン・ビーバーのフォロワーも、5,233万人(2014年6月18日現在)。もはや国家単位。

2014年に爆発的ヒットを飛ばしたディズニー映画『アナと雪の女王』の主題歌「Let it go」を歌ってるデミ・ロヴァートは、フォロワー2,278万人(2014年6月18日現在)。やはり桁が違う。

外国人フォロワーがほぼいないであろう宇多田ヒカル

やはり世界的な知名度があるアーティストは、軒並みフォロワー数の桁が違う。これは例え日本でフォローしてくれるのが200万人だったとしても、それと同規模のフォローをしてくれる国が何カ国もあるということ。それが積み重なっていく結果、バケモノみたいなフォロワー数を生む。

さすがに上記は極端な例だが、それでも仮に少しでも世界的に知名度があれば、自国以外のフォローが積み増しされていくことは間違いない。A国で20万、B国で30万…といった規模でも、仮にそれが10カ国でもあったら余裕でプラス200万フォロワーが加算される。韓国人アーティストを見れば明らか。

それを考えると宇多田ヒカルのフォロワー160万人が、いかにチッポケで平凡な数字であるかということ。もし日本人フォロワーを除けば、どれだけ外国人フォロワーが残るだろうか?

もはや宇多田ヒカルは「世界的にほとんど知られてない」と言ってもいいレベルだろう。所詮、そこらへんにいる日本のタレントたちと同レベル。結局、宇多田ヒカルで消費してるのは、同じ日本人だけなのだ。

日本の巨大な市場規模を考慮すると、せいぜい500万600万フォロワーを超えてから「初めて世界的にも認知されてる」と呼べると思う。