2014年6月19日木曜日

FIFAの正式名称 実はフランス語だった?

2014年6月現在、ブラジルでFIFAワールドカップが開催中。

そこでふとWikipediaのFIFAのページを読んでみたら、FIFAの正式名称がFédération Internationale de Football Association。まさかのフランス語!?と思ってしまった。


英語版のWikipediaを見ても、やはりフランス語が由来らしいことが分かる。もちろん英語読みもあるものの、それは「International Federation of Association Football」。略してIFAF。めちゃめちゃ言いづれー。

ヨーロッパによる植民地の名残

ちなみにアジアサッカー連盟(AFC)は、英語で「Asian Football Confederation」。欧州サッカー連盟(UEFA)も、英語で「Union of European Football Associations」。アフリカサッカー連盟(CAF)も、英語で 「Confederation of African Football」

ただ「Union des associations européennes de football」や「Confédération africaine de football」など、一つ一つにフランス語読みもしっかり用意されてる。

南米サッカー連盟(CONMEBOL)の正式名称に至っては、フランス語ではなくスペイン語でConfederación Sudamericana de Fútbol」

サッカーの発祥地といえば、イギリス。当然英語が主流なのかと思いきや、何故?

おそらく、昔ヨーロッパ各国が世界各地で植民地化を推し進めた名残なんだと思う。アフリカなどでは、公用語がフランス語やスペイン語という国も多い。実際国連でもフランス語が英語と同じように使われてたりもする。

もしかすると日本も戦勝国だったら、アジアサッカー連盟は「ASR(AsiaSoccerRenmei)」になってた可能性も。それが喜ばしいことかどうかは別にして。